7月22日いろいろ話す会

主な意見

★最近の子育て環境について心配なこと
  1. 犯罪への備えについて
    • 朝倉川に植樹した木が大きくなり、暗がりが増えた。
    • これだけ児童を狙った犯罪が増えているのに、低学年児童の警戒心が少ない。
    • 変質者が増えた。頻繁に不審者情報がある。
    • 昔に比べて人口が増えたが、外にいる大人が減った。昔は農作業があり、外にいる大人が多かった。外にいる子供も高齢者も減った。
    • 家から出ないのが安全とみんなが思い出した。人が戸外に出なくなると危険が増大し、さらに人が家の中に閉じこもるという循環ができてしまう。

  2. 災害への供えについて
    • 地震の対策が出来ていない。大きな災害が発生した時、住民がうまく連携できるか自信がない

  3. 子供の教育について
    • 知らない人の子供を叱ることができなくなった。叱ったことを逆恨みされることが心配。
    • 親や先生の中に、怖い大人が少なくなった。子供には絶対的に怖い存在が必要。
    • 昔は学校では生きるために必要なことを広範囲に教えてくれたが、今ではそうでもなくなった。
    • 親と子で、一緒になって奉仕する場がなくなっている。
    • 子供に甘すぎるなど、親がなっとらんことが全ての原因。
    • 親子の事件の報道が多過ぎる。子供の判断を狂わせる恐れがある。子供を叱った時、常軌を逸した行動をするのではないかと心配になることもある。

  4. 社会一般の風潮について
    • 大人も子供も自己チューが増えている。社会が豊かになり、社会や家庭の維持に子供の力を必要としなくなった。その結果、子供たちの仕事は育てられることだけになった。そして、だれかのために何かをしてあげようという気持ちが持てず、もらえる物が人より少なくなることに過敏な人が増えてしまった。
    • 人のために、何かをする機会(奉仕)がなくなっている。
    • やるべきかどうかという判断より、したいかどうかという判断が優先される人が多い。面倒臭いという理由で、必要なことを避けてしまう。地域活動への参加を避けるなど、目先の「楽」を優先し将来の問題に向き合おうとしない。必要なことは誰かがしてくれるのを待つばかりで、自らしようとしない(だけどだれもしてくれない)。さらに、地域とのコミュニケーションの機会もなくなる。
    • 高齢者から子供まで、コミュニケーション不足による問題が多い。
    • 常識を持った人達が発言しようとしない。声の大きい非常識な人に負けることがよくある。

  5. 外国人との共生について
    • 外国人との共生ができていない。1戸立てに住む人も現れており、少なくともそういう人は日本に永住することを考えている。外国人の多い多米は、豊橋の中で人気(にんき)のない土地になりつつある。共生できなければ対立関係になることが危惧される。外国人と理解しあって暮らすことが必要。
    • 外国人の風習が子供達に与える影響が心配。露出の多い服装、人目をはばからない男女の接触、夜間コンビニ前や路上でたむろすることなど。
    • 外国人にとって、家での楽しみがない。テレビを見ても意味もわからず、面白くもない。

  6. 高齢者について
    • 高齢者の交流の場がない。仕事をリタイアすると、世間の人と交流したりだれかに貢献したりする場がないという人が多い。世話をしてもらうだけの存在になった結果、自己チューになり、不平不満ばかり言う人が増えている。
    • 高齢者の共通の話題がない。

  7. 近頃の親について
    • 子育てに無責任な親が増えている。子どもを放置してパチンコに熱中するなど、自分のことしか考えない。
    • 子供のことで相談に乗ってもらえる人がいない親が増えた。
    • 怖いオヤジが少なくなった。日頃は無口で、言うべき時は断固として言うのがいい。嫁がオヤジをバカにするから、オヤジの権威がなくなる。
    • 子供に厳しくない親が半数以上になった。
    • 親が離婚している子が増えた。周りの支援が必要?
    • 自分本位の親が増えている。自分の意向に沿わないと怒る。子供に言っていい事と言ってはいけないことの区別ができない。

  8. 今時の子供について
    • 子供同士の縦の関係が希薄になっている。年下の子の世話をする経験の場がなくなっている。
    • 子供の数の少ない家庭が多く、子供にお手伝いをさせる機会が減った。→自己チューな子供になる
    • 親のために勉強している、という意識の子供が増えた。いい成績を残すことが親の満足。
    • 子供が、勉強することは自分のためだと思っている。自分が力をつけて、みんなの役に立ってこそ、その結果としてお金や名誉が手に入ることを分かって欲しい。(社会に守られるだけの存在が増えている、社会を積極的に支える人を育てなければならない。→持続可能な社会を支える人材づくりの必要性?)
    • 親の仕事が社会のためにあるものだと理解していない子供が多い。仕事は社会を維持するためにするものだということを皆が忘れている。子供が親の仕事をする姿を見る機会が減った。親の中にも、社会のために仕事をするという意識が薄く、金儲けさえできればいいという意識の人も増えた。
    • 物を大切にしない子が増えた。食べ物を平気で残す。ものを片付けられない。
    • ストレスを貯めた子が増えている。発散する場がない。
    • 子供の世界にも拝金主義が蔓延している。
    • 子供が群れから離れることを恐れるようになっている。孤立を怖がる。してはいけない悪いことだとわかっていても、孤立しないために群れに追随し悪いことをしてしまう。

★ずっと残したい多米のいいところ
  • 仲間作りがキーワード。
  • 豊かな自然=山と川、ため池、滝など。
  • 住環境として優れている。
  • 人がいい(例えばダメオヤジのメンバーなど)。
  • オヤジの会の各部会活動。山は財産。
  • 多米の歴史・文化・風俗→子供たちのアイデンティティ確立のため。自分達が何者であるかを知ることは、自分達の将来を考えるために大切なこと。
  • 不動の滝=昔は滝壺があった。復活したい。
  • 利兵池でのボートレースを復活して欲しい。
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